東北・関東大震災に遇われた皆様、そしてご家族、ご親戚、お友達の皆様心よりお見舞い申し上げます。

今週は打ちのめされ、テレビに40年も関わってきた身でありながら、「テレビよ、お前はただの現在に過ぎない」と言った先輩の言葉を思い出しながら、映画を見るかのように、何も出来ず、押し寄せる波を、ただ驚き、眺めておりました。

山の上は、お陰さまで今回は、安全地帯でした。今週は止めようかと、野田編集長にメールで相談したところ、山から見た思いを、続けて下さいと、元気づけられ続けることにしました。
あの忘れられぬ11日より少し戻ります。お気に障る点はお許しください。


       
 
7日(月)、何があっても不思議ではない田舎暮らし、、、朝、寝床で6時半過ぎに電話が鳴りました。はちみつままさんからです。

「せつこさん、すごい雪よ。今日は行かれないけど、明日じ~じと雪かきに行ってあげるから、今日は自分の車、一台分だけかいておいてね」

まさか? 雪? 本当! 驚く。もう50センチ以上積り、まだまだ降り続ける。


    


8時半、ピンポーン。滝田栄さんでした。雪の中、ずっぼずっぼ長靴が埋まりながら、明るい笑顔で、渡されたのはお願いしてあった瀧澤先生への寄せ書きが、濡れないようにビニール袋に入れられてました。


           

        
「や~すごいね、今、家の周り雪かきして、これから東京へ行きますので」
じ~んと心が温かくなりました。
大きな身体で、軽のかわいい車に乗り込んだ滝田さんに叫びます。
「お気をつけて! 先日いただいたお魚、美味しかったです!」
「でしょう~」
 

                 


田舎暮らしは油断が禁物。まずはライフラインの灯油の輸送道づくり。まさか大雪とは予想が付かず、昨日満タンにして置かなかった油断を戒めました。


   
    
        


9時、美咲ちゃん、篠原さんが打合せに現れて、、「よ~来たね!」
雪の日の訪問客は、迎える側もはしゃぎます。



      


そのうち、朝倉さんが、今井さんとご一緒に現れて、、、驚く私に、
「雪くらい平気ですよ。四駆ですもの~」
皆で、お昼まで、共通の環境問題で盛り上がりました。


あとは一日中雪かき。
雪の隙間は、水色に光り、カナダで出会った氷河のようです。



8日(火)朝、8時半、又積った雪をかきわけ、東京へ出ようという時、原さん夫妻が雪かきに来て下さいました。


      



お礼も早々にお詫びして飛びだします。


   



高速を走る私の車の上には王冠のような雪。あたりにまき散らし、ひたすら走ります。



    

 
 母の見舞いをすませ、東京赤坂の元プリンスホテル旧館で開かれる異業種交流会「かって会」の39回総会です。稲垣会長の挨拶で始まり、総会をすませ親睦会。


    


久しぶりの先輩も参加されて、ルールとマナーを守り、勝手に生きよう、自由に生きようの「かって会」も来年は30周年。皆、素敵な大人です。



 10日(木)、今回の回遊は一泊。戻った原村は、美しい春が待たれる青と白の世界です。


       
       
   


午前中、友に誘われ、自然文化園をウオーキング。


       
    


日時計は、午前11時をさし、雪原にはうさぎの足跡。木々も伸び伸びと春を待っていました。



11日(金)、「この街学園」という知的障害の方々の施設へ伺います。この日、原小学校4年1組笑助人たち、36名の子ども達、最後の公演です。


    


まず施設長から子ども達に、知的障害とは、のお話です。「18歳ぐらいまでに何らかの原因で、脳の発達が十分でなかったり、脳の一部に損傷を受けた結果、頭を使う能力が他の人と同じように発達せずそのため社会で生活していく能力などが遅れている状態」と説明があり、
「どういう気持ちで接すればいいの?」が話されます。


    

 
子ども達は真剣に聴き、真剣に一生懸命、最後の舞台を演じます。
「どろぼうがっこう」「水戸黄門」そしてリコーダー演奏、、、


    
             

   

最後の歌、「歌は友だち」の時、、、、揺れました!この歌が余りにすばらしく、知的障害の方々も一緒に、手を打ち、足をならし、飛びはね、、涙までこぼれる感動だったものですから、、、私は本当に、地球が喜んだのだと思ってしまいました。
 

ちょっと待ち、揺れが止まってもう一度リピートし、最後に皆で、作曲の美咲さんも加わって「笑助人の歌」を歌い、外へ出ると雪。


       
 

家に夕方帰り、テレビをつけて、、、惨事を知り、唖然とします。



12日(土)、諏訪での今日の仕事が中止になりました。「アートな街作り・諏訪塾」の講演会などの後、美咲さんの歌と私の民話のコラボがある予定でしたが、、、朝、新聞と共に寄って下さったのはあべ夫妻。話は地震と津波以外ありません。


           
     
 

2時のお茶はアリスさんのお宅で、これを機会に緊急対策法。お茶の間で、こんなにのんびり日常がある私たち、申し訳ない気分です。



13日(日)、お隣山梨の長坂コミュニティーホールに出かけます。今日はここで、1000年先の未来へ続く暮らしの為に、28年間原発反対を続けている瀬戸内海・祝島の方々を取り上げた「祝の島」(ほうりのしま)を観に出かけます。被災され亡くなった方々への黙祷で始まりました。
 

     


映画は淡々と営まれる島の生活。時にはユーモラスに描かれる日常は、今、このとき、幸せのあり方を静かに見せてくれました。島の方々のお顔が実にすばらしく、生きるってこういうことと感じます。