? 小林節子の原村生活/原村より愛をこめて         

 
 
    


22日(月) 、昨日のリングリンクホール10周年記念「森ミドリチェレスタコンサート」を終え、次つぎに仲間たちが帰って行きました。最後に残った森ミドリさんは、こんな素敵なコメントをサイン帳に書いて下さり、小淵沢駅からお帰りです。


        


ご主人との今夜の夕食素材を抱えて、、、今夜はホウレンソウ炒めかな~。昨夜は同じ部屋で女学生時代のようなおしゃべりをしながら寝込んでしまいました。故草柳文恵さんが、2年前、寝て下さったベッドに寝て、、、「文恵ちゃん、あなたのことは忘れない~」とつぶやきながら。



 
23日(火)、富士見町へ買い物に出る道で、八ケ岳の麓は晴れているのに、山の上には白い大きな雲が覆っています。雪雲でしょうか。

    
    


明日の「天国のポスト」(SBCラジオ)録音の為の原稿作りです。


           


合計8本。初恋の方が亡くなって、、、新聞で知ったお話、涙がにじみます。以前から準備すればいいものの、、、一夜漬けの癖は学生時代から変わりません。この方が、集中力がアップする! 単なる言いわけです。



 
24日(水)、長野へ走ります。八ケ岳の頂には、やはり雪が降ったようです。


     


高速道路を北へ向かい、北アルプスの頂も、もう雪。梓川SAで、電線越しでしたが、気高く常念岳がそびえていました。


     

     


この山は、松本の「まるも」ご主人・故新田さんがこよなく愛した山。「戦地にいて、いつもこの山を夢見ていた、もう一度見たい、と思ってました」。おとうさん、と勝手に呼ばせていただきながら、夏に訃報を聴き、今だ信じられず、今だ、不義理。おかあさんにお会いする勇気も出ない私に、美しい姿を見せてくれ、「天国のポスト」に行く日、山に手を合わさせていただきました。
 
        


今年の分を録り終えて、上條ディレクターと、クリスマス&忘年会です。
「節子さん、僕、先日、硫黄島へ行って来たんです」
「取材?」
「いえ、祖父が昭和19年、この島で戦死したもので、、、初めて僕、知ったんです」

あの映画の前年に亡くなったおじい様は、遺骨も帰り、善光寺にも祀られているとのこと。信州でも、戦争の孫への語り継ぎは、、、行われ始めています。


          

         


原村へ戻った午後9時半。大小のイルミネーションは、冬の孤高の月に向かい、蒼く輝いていました。サンタの足音はまだ先ですが。



 26日(金)、昨日はゆっくり英気を養い、今朝は東京へ向かう日。朝7時、八ケ岳、甲斐駒、富士山、、、それぞれが朝の目覚めを静かに待っているかのように穏やかな冬の冷気です。

     

     
 

横浜の母のランチに辛うじて間に合いました。びっくりしたような嬉しい驚きの表情を見ると、、来てよかった! 介護士の方が

「せつこは死んじゃったの?とおっしゃっておられたんですよ」
「私いつ死ぬの?」
「誰もわからないのよ」
「あなたに会うと、生きていてよかったと思うの」
「私も」

にこっとお互い笑いあい、、、
「じゃ~、仕事行ってくるわね」
握手です。
 

     


東京タワー横のタワースタジオ内の会社に向かいました。昔ここに、テレビ東京があり、ここのスタジオで、「レディス4」がスタートしました。その前は、タワーの中にスタジオがあり、新人アナの私はフジテレビの民謡番組を生で毎土曜日放送していましたが、、、遠い出来事のように感じます。

    

    
 

銀座吉水の「よみがえれ!トキ・佐渡『文弥人形』」上演会」前夜祭に参加させていただきました。佐渡の国指定無形重要文化財・文弥人形を伝える野浦双葉座の皆さんに初めてお目にかかりました。語り太夫・田中定夫さんの座興の「相川音頭」にしびれます。

文弥人形は岡本文弥の座語りと、江戸中期の人形芝居とが結びつき伝えられて来たそうですが、人形一体を一人の人間が操り、近松門左衛門の台本が原作そのままに語られるのが特徴だそうです。明日東京公演ですが、初めて拝見します。

 
           


女将・誼美さんは、「明日6時から、おにぎり400個作るのよ。佐渡からお米とクマザサが届いたの、会場で、、楽しみにしてね!」。



27日(土)、ルナさん宅に泊めていただきましたが、テラスの花壇に、八ケ岳農場のヴィオラが元気に咲いていました。

    


「他のと全然違うの~。寒さに強く、霜でも雪でも大丈夫。色もきれい」
一鉢80円也で、健気なヴィオラたちです。
 

     

          

東京・青山、外苑前の梅窓院 祖師堂に向かいます。舞台がしつらえられて、誼美さんたちの手作りおにぎりがふるまわれます。佐渡の笹に包まれたお米の美味しいこと。「熊笹は回収してね。干してお茶にするのよ」、昨日の注意が聞こえます。


     
 

高野佐渡市長のご挨拶もありました。佐渡の棚田の話、トキとの共生招福の話など、生きものとの共生・循環型生き方が静かに語られ、トキの復活が私たち人間にもいかに大切な課題かが説かれていきました。


「文弥人形」演目は、「蓮如上人 嫁おどし肉付きの面」「阿新丸の仇討ち」。一人の人が人形を扱う、、、ちゃんばらになると目まぐるしいこと。やんわやんわの喝さいを入れたくなりました。
 
お疲れさん会は残念ながら失礼し、原村行きのバスに乗りました。到着時、バス停はマイナス1℃。沢山の星たちのウインクで迎えられます。



 28日(日)、 ストーブ全開でもなかなか部屋が暖まりません。こういう日は外へ。茅野駅のPC教室「Jぽっぷ」から、駅前ビル2Fのバラック通りへ寄ってみます。昔ながらの駄菓子屋さん。母用ボーロ、私用ふ菓子を買い込みました。


    
 

夜長は番茶で読書。駄菓子がよく合います。
では、また来週。


    
                            (写真 :小林節子 )


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